月のスーパー売上高 猛暑で4カ月ぶりプラス 清涼飲料、エアコンなど好調
(FujiSankei Business i.)
日本チェーンストア協会が22日発表した7月の主要スーパーの売上高は前年同月比0・9%増の1兆1282億円で、4カ月ぶりにプラスに転じた。全国的に気温が高く猛暑効果で、飲料などの売り上げが伸びたほか、ガソリン高の影響で外食を控え、自宅で料理する“内食”回帰を強めていることから食料品も好調だった。ただ、消費者の節約志向は依然として強く、8月は再び厳しい状況に戻りそうだ。
食料品は前年同月比1・8%増。アイスクリームや清涼飲料、第3のビールなどの売れ行きが堅調で、食料品は6カ月連続のプラスとなった。
一方、衣料品は1・7%減で、31カ月連続で前年を下回ったが、肌着や水着が売り上げを伸ばし、マイナス幅が前月より縮小した。
ガソリン高で車の利用を敬遠するためか、自転車が好調。「自転車の修理の受注が前年より2割増えた」(イトーヨーカ堂)ケースもあったほか、エアコンや扇風機、水筒などの行楽用品が売れた。
ただ、一時的な猛暑効果はあったものの、消費者が「生活防衛色を強めている」(同協会の小笠原荘一常務理事)状況は変わらない。来店客数は増加しても、買い上げ点数が減り、客単価は落ちているのが実情だ。
価格を据え置いた商品や特売に対する反応がよく、鶏肉や豚肉は好調だが、割高感のある牛肉は苦戦している。
また、食料品が好調なのは首都圏の店舗が中心で、地方はガソリン高などで来店者数自体が減り、前年を下回る店もあるという。
8月は秋物衣料などの売れ行きが鈍く、「所得が増えないのに、物価上昇や先行きへの不安が進んでおり、消費者の財布のひもがゆるまない」(同)状況は今後も続きそうだ。





